- ホーム
- 国際系ボランティア募集一覧
- 講演会|インドの教育・貧困・女性支援の現場から「何か社会のためにしたい」あなたへ
- イベント/講演会
- 新着
更新日:2026-05-30
講演会|インドの教育・貧困・女性支援の現場から「何か社会のためにしたい」あなたへ
NPO法人結び手基本情報
~「何か社会のためにしたい」と思ったままのあなたへ|インドの教育・貧困・女性支援の現場から~
結び手メンバーによる現地課題の共有とともに、外国人としての社会課題への関わり方を一緒に考えましょう!
| 活動テーマ | |
|---|---|
| 開催場所 | オンライン開催 |
| 必要経費 |
無料 |
| 開催日 |
|
| 注目ポイント |
|
| 募集対象 |
◎こんな方におすすめ 参加する人の年齢層について
大学生や社会人の方の参加が多いですが、幅広い年代の方のご参加をお待ちしております! |
| 参加までの流れ |
活動への参加
|
| 応募方法 |
こちらのページから応募してください。 |
募集詳細
「教育格差や女性支援に関して、実際の現場の声を聞きたい」
「国際協力や社会課題に関心はあるけれど、自分が直接現地に行くことは難しい」
「社会のためになることに関わりたいが、何から始めればいいか分からない」
そんな方に向けて、6月20日(土)にオンライン講演会を開催します!!
はじめましてNPO法人結び手の足立と申します!
私たちは、インドの貧困地域で、子どもたちへの教育支援や女性の自立支援に取り組んでいます。
今回お話しするのは、NPO法人結び手でメンバーとして活動している井戸です。
井戸は、インド・ビハール州の村で、教育機会が限られている子どもたちへの学習支援や、雇用機会の少ない女性たちの以下の支援に取り組んできました。
■教育支援:学校に通うことが難しい子どもたちにも学習の機会を届けるため、ヒンディー語の翻訳とイラストをつけた英単語帳を自ら作成。実際に村の子どもたちに使ってもらいながら、現地で必要とされる学習教材のあり方を模索してきました。
■女性の自立支援:家事と並行しながら自宅で取り組めるミサンガ作りの導入にも関わりました。現地の女性たちが作ったミサンガを結び手の女性自立支援プロダクトとして販売し、利益を女性たちに還元することで、継続的な収入機会をつくる取り組みです。
井戸が現地で強く感じたのは、「貧困が一時的な困難ではなく、生まれた場所や身分、性別によって固定化されてしまう現実」でした。教育や雇用の機会が限られることで、自力でその状況から抜け出すことが難しくなっている人々がいます。
一方で、井戸自身も活動に関わる中で、
「課題解決とは何か」
「外国人という立場で、現地の人々に対して何ができるのか」
と悩み続けてきました。
貧困と一言でいっても、その背景には宗教、歴史、地域環境、家庭状況など、さまざまな要因が複雑に関わっています。だからこそ、外から見ただけで簡単に解決策を決めることはできません。
今回の講演では、インドの教育・貧困・女性支援の現場で井戸が見てきたことをもとに、社会課題に向き合う難しさと、それでも私たちにできる関わり方についてお話しします。
・ただお金や物を届けるだけではなく、教育や雇用の「機会」を届ける支援とは何か。
・そして、正解のない社会課題に対して、私たちはどのように向き合うことができるのか。
参加者の皆さんと一緒に考える時間にできればと思います。

国際協力は、現地に行く人だけのものではありません。
日々の仕事や生活を続けながらでも、現場で活動する人や団体を支えることで、社会課題に関わることはできます。
そして何より、まずは知ることから国際協力は始まります。
今回の講演会は、インドの現場を知るだけでなく、私たち一人ひとりが「自分にできる支援のかたち」を考える時間です。
「関心はあるけれど、何から始めればよいかわからない」
そんな状態でも、お気軽にご参加ください。
まずは現場の声を聞くところから、一緒に考えてみませんか。
法人情報
| 代表者 |
福岡洸太郎 |
|---|---|
| 設立年 |
2021年 |
| 法人格 |
NPO法人 |
結び手の法人活動理念
結び手が大切にしているのは、「努力できない人」を責めるのではなく、「努力するための土台がない環境」に目を向けることです。
代表の福岡がこの活動を始める原点となったのは、グアテマラで出会った一人の少女の言葉でした。彼女は「日本に行きたい」「お医者さんになりたい」と夢を語った直後、「でも、私はここに生まれたから、もう諦めるしかない」と話しました。そこには、働く場所も、教育を受ける環境もなく、努力以前に、努力するための土台そのものが存在していませんでした。
その後、福岡はインドで活動を始め、カースト、貧困、教育機会の不足、ジェンダーによる制約など、生まれた環境によって人生の選択肢が大きく制限される現実に向き合ってきました。コロナ禍には、情報が届かず、支援につながらないまま命を落とす人々を目の当たりにし、個人での支援活動として約1万人に食料支援を届けました。しかし同時に、救えなかった人が確実にいたという現実も突きつけられました。
その悔しさから、「個人の善意」ではなく、「仕組み」として活動を続けるために生まれたのが結び手です。
私たちは、世界中のすべての課題を一度に解決できるとは思っていません。それでも、関心を持ち、行動し、機会を提供し続けることで、確実に次の誰かの未来につながると信じています。
教育を受けられなかった子どもが文字を学ぶこと。外で働くことが難しい女性が、家や地域の中で仕事を持つこと。日本にいる人が、遠い国の課題を「自分には関係ないこと」で終わらせず、寄付・購入・発信・参加という形で関わること。
一つひとつは小さな一歩かもしれません。しかし、その積み重ねが、誰かが「ここに生まれたから仕方ない」と夢を諦める社会を変えていく力になると考えています。
結び手は、支援する側とされる側を分ける団体ではありません。現地で必要とされている課題と、日本にある「何かしたい」という想いを結び、本当に必要な人に、必要な機会を届けるために活動しています。
生まれた場所や環境によって、最初から諦めなければならない人生をなくすために。私たちはこれからも、現場に向き合い、考え、行動し、歯車を回し続けます。
結び手の法人活動内容
NPO法人結び手は、インドを中心に、日本国内も含め、貧困や教育にかかる課題の解決に取り組む団体です。活動の中心にあるのは、「外部環境が原因で努力できない人をゼロにする」という理念です。努力できないのではなく、努力するための機会・情報・制度・教育・安全・収入が不足している人々に対し、現場の状況を見極めながら、必要な支援を継続的に届けることを大切にしています。主な事業は以下の通りです。
1.教育支援事業
インドの貧困地域の子どもたちに対し、基礎教育、読み書き、計算、学習習慣の形成を支援しています。近年は、単なる学習支援にとどまらず、尊厳と正しい選択を学ぶ「Garima Class」、モラル・ライフスキル教育、AIを活用した学習機会の提供などにも取り組んでいます。教育を、誰かに与えられるものではなく、自分自身を解放し、未来を選び取るための手段として位置づけています。

2.女性自立支援事業
インド農村部の女性たちが、健康と収入の両面で選択肢を増やせるよう、布ナプキンの製造・販売を行う「Judaav Sanitary Project」を通じた雇用創出を行っています。女性が「つくる」「売る」「伝える」という役割を担うことで、経済的自立だけでなく、地域の中で生理や健康について話せる環境づくりにもつなげています。
3.災害支援・生活支援事業
ビハール州などの洪水被災地域において、食料、医療、住まいの補強資材等の支援を実施しています。単に物資を届けるのではなく、本当に必要な人に、必要な形で届くことを重視し、現地の声を聞きながら支援を行っています。


4.調査・研究・情報発信事業
教育、女性の生活、月経、路上生活、通勤、制度アクセスなど、統計や報告書だけでは見えにくい現場の実態を、定量・定性の両面から調査しています。また、オンラインジャーナル等を通じて、現地で起きていること、支援の難しさ、理論と現場のずれを記録し、研究者・学生・企業・NPO/NGO関係者との協働につなげています。

5.国際教育・講演・協働事業
日本国内では、大学・高校・中学校・市民団体・企業等に向けた講演、探究学習支援、インターンシップ受け入れ、企業CSRとの連携を行っています。現地の一次情報をもとに、世界の課題を知るだけでなく、自分にできる行動を考える機会を提供しています。


結び手は、支援する側・される側という一方的な関係ではなく、現地の社会活動家、NGO、企業、教育機関、支援者と共に、課題解決の仕組みを作り続けています。
取り組む社会課題:『1.外部環境が原因で努力できない 2.貧困現場で活動したいけどできない 3.社会活動を支援したいけどできない』
「1.外部環境が原因で努力できない 2.貧困現場で活動したいけどできない 3.社会活動を支援したいけどできない」の問題の現状
結び手が向き合っているのは、「本人の努力不足」ではなく、外部環境によって努力する機会そのものが奪われている状態です。
インドの貧困地域では、仕事・教育・カースト・ジェンダーなど、本人の意思では変えにくい要因によって、人生の選択肢が大きく制限されています。たとえば、安定した仕事に就けない、職業訓練の機会がない、学校に通えない、文字の読み書きができない、医療にアクセスできない、災害が起きても支援が届かないといった状況があります。スマートフォンを持っていない、使い方が分からないだけで、仕事や情報から取り残されることもあります。
また、女性や低カーストの人々は、教育・就労・移動・健康・安全の面で、さらに多くの制約を受けています。女性が十分な教育機会を得られないまま若くして結婚し、自分の人生を選ぶ機会を失うこともあります。生理用品や健康に関する知識が不足し、不衛生な環境を受け入れざるを得ない女性もいます。
一方で、日本には「社会課題に関わりたい」「貧困現場で活動したい」と思う人がいても、現地との接点がない、何から始めればよいか分からない、継続的に関わる方法が分からないという課題があります。
さらに、現地で活動する社会活動家やNGOにも、資金・人材・情報発信・組織運営の不足があります。現場で信頼を得て活動している人ほど、支援者との接点や資金調達の仕組みを十分に持てず、活動を継続できないことがあります。
つまり、結び手が捉えている課題は大きく3つです。
1.外部環境が原因で努力できない人がいること
2.貧困現場で活動したいけれど、関わり方が分からず行動できない人がいること
3.社会活動を支援したいけれど、信頼できる現場や具体的な支援先に出会えない人がいること
この3つの「できない」をつなぎ直し、必要な人に必要な機会が届く状態をつくることが、結び手の活動の出発点です
「1.外部環境が原因で努力できない 2.貧困現場で活動したいけどできない 3.社会活動を支援したいけどできない」の問題が発生する原因や抱える課題
この問題が発生する原因は、貧困そのものだけではありません。貧困を起点として、教育・仕事・情報・制度・差別・健康・災害などの課題が重なり合い、本人の努力では抜け出しにくい構造が生まれていることにあります。
第一に、教育機会の不足があります。学校に通えない、読み書きができない、質の高い先生に出会えない、オンライン教育にアクセスできない状況では、子どもたちは自分の可能性を広げるための土台を得ることができません。教育を受けられないことで、将来の仕事の選択肢も狭まり、貧困が次の世代にも続いていきます。
第二に、不安定で低賃金な仕事しか選べない構造があります。職業訓練の機会がなく、業界や仕事に関する知識も得られないため、日雇い労働などに依存せざるを得ない人が多くいます。さらに、現在ではスマートフォンを持ち、使えることが仕事の前提になる場面も増えており、情報機器にアクセスできないこと自体が、働く機会を失う原因になっています。
第三に、カーストやジェンダーによる排除があります。生まれた地域、家、性別、カーストによって、教育・就労・医療・社会参加の機会が制限されることがあります。特に女性は、家の外で働くこと、学び続けること、自分の健康について話すことさえ難しい環境に置かれることがあります。
第四に、支援が必要な人ほど、制度や支援情報から遠いという問題があります。統計や制度の上では存在が見えにくく、災害や病気、失業が起きても、誰にも知られず放置されてしまうことがあります。
第五に、支援したい人と現場の間に距離があります。日本側には「何かしたい」という思いがあっても、信頼できる現場情報がない、寄付がどう使われるか分からない、現地との関係性を持てないため、行動につながりにくい状態があります。現地の社会活動家も、活動資金や人材、発信の仕組みが不足し、よい活動をしていても継続が難しくなります。
結び手は、これらの原因を一つずつ切り離して見るのではなく、複数の外部環境が重なって「努力したくてもできない状態」を生み出していると捉えています。
「1.外部環境が原因で努力できない 2.貧困現場で活動したいけどできない 3.社会活動を支援したいけどできない」の問題の解決策
結び手は、「外部環境が原因で努力できない人をゼロにする」ために、教育・仕事・健康・情報・現地支援者の連携を組み合わせ、複数の課題を同時に解決することを目指しています。
まず、インドの貧困地域の子どもたちに対して、基礎教育の機会を届けています。英語・ヒンディー語・算数・モラルなどの学習機会を提供し、教科書やノート、文房具、先生への謝礼なども含めて、学び続けられる環境を整えています。また、子ども向けのニュースレターや教材を通して、閉じられたコミュニティの中に外の情報を届けています。
近年は、読み書きが十分にできない子どもでも学びにアクセスできるよう、AIを活用した教育にも取り組んでいます。さらに、知識を教えるだけでなく、尊厳・倫理・正しい選択を学ぶ教育活動「Garima Class」などを通じて、子どもたちが自分の人生を選び取るための土台を育てています。
次に、女性の自立支援に取り組んでいます。ブロックプリント、布ナプキン製作、きのこ栽培など、家事や地域の制約がある女性でも関わりやすい仕事をつくり、職業訓練と雇用機会を提供しています。特に布ナプキンの製造・販売は、女性の健康を守ることと、収入を得る機会をつくることの両方につながる活動です。
また、現地の実態を知るための調査活動も行っています。農村部や都市スラムで直接聞き取りを行い、統計だけでは見えない生活、仕事、教育、スマートフォン利用、女性の状況などを記録・分析しています。現場を疑い、現場から学び、必要な支援を見極めることを大切にしています。
さらに、現地で活動するNGOや社会活動家との協働も重視しています。資金調達、情報共有、事業設計、メンタル面の支援、ノウハウ共有などを通じて、現地で信頼されている活動が継続できるよう支えています。
日本国内では、大学・高校・中学校等での講演、探究学習、インドとの交流、企業CSRとの連携を通じて、「貧困現場で活動したいけどできない」「社会活動を支援したいけどできない」という人たちに、具体的な関わり方を提供しています。
結び手は、支援する側・される側という一方的な関係ではなく、日本の思いと現地の課題を結び、本当に必要な人に、必要な形で、継続的に機会を届ける仕組みをつくっています。
活動実績
2021年
・コロナ禍における食料・医療支援を機に結び手設立
・基礎教育活動を開始
2022年
・日本国内でNPO法人として正式に法人化
・インドにおける基礎教育活動を継続
2023年
・インド現地法人 Musubi-Te Foundation を設立
・女性支援活動を開始し、延べ50名を超える女性への雇用機会を提供
2024年
・調査事業を開始
・布ナプキン製作・販売を通じた雇用創出に取り組む
2025年
・生理課題解決のために布ナプキン製造、販売事業を開始
・日本国内での講演、国際教育活動、企業・教育機関等との協働を推進
2026年
・尊厳と正しい選択を学ぶ教育活動「Garima Class」を開始
・現地の複雑さや理論と現場のずれを記録するオンラインジャーナルを創刊
・ビハール州ガヤ地域に教育×医療×女性自立の役割を担う複合施設が完成(株式会社アドベンチャー様によるご支援)
2026年5月段階でインド24ヶ所1,500人の子供への教育機会の提供、女性への雇用創出累計30名、日本の教育機関向けの国際教育活動45ヶ所