【26春給食支援ボランティア】参加した感想
参加した理由を教えてください!
これまでアジア圏やキリスト教以外の宗教を信仰する国を訪れた経験がほとんどなく、まず単純にそのような国に行ってみたいと考えた。海外ボランティアの募集サイトも確認したが、開始時期が半年後や一年後になるプログラムが多く、直近で参加できるものは限られていた。私は「やろう」と思ったことはすぐに行動に移したい性格であるため、待たずに参加でき、なおかつ自由度の高そうなHAWAに強く惹かれた。
実際に参加してみてどうでしたか?
到着してから数日は、人々の穏やかさや食事のおいしさに感動し、「本当にボランティアは必要なのだろうか」と感じる場面もあった。しかし、現地の人々との会話を通じて、政府から十分な支援が行き届いていない貧困の現実や、アフタースクールにおける筆記用具の不足といった課題を知った。さらに、子供たちとの交流の中で、健康的とは言い難い食事環境や、生計を立てるのに十分な収入を得られていない家庭の状況を知り、大きな衝撃を受けた。経済的な豊かさだけが幸せを決めるものではないと理解しつつも、子供たちが夢や希望を持ち続け、それを実現していくためには、まず健やかに成長できる環境が必要であると強く感じた。
これまでアメリカで地域による貧困格差を目にしてきたが、ネパールでは宗教的・社会的背景に根差した、より長い歴史を持つ格差の存在を実感した。子供たちは将来の夢を語ってくれたが、カースト制度や不安定な政治状況が、その夢を持ち続けること自体を難しくしている現状も見えてきた。
アフタースクールという限られた環境の中でできることには制約があると理解しながらも、依存関係を生まない形で、どのように子供たちに前向きな力や元気を届けられるのかについて深く考える機会となった。また、困難な状況にありながらも互いに支え合いながら生活する人々の姿を通して、日本における孤独な貧困との違いや、人の強さについても考えさせられた。さらに、メンバーやスタッフとの共同生活の中でも、互いに助け合い支え合う姿勢が自然に共有されており、現地で感じた人々の価値観や生き方と重なる部分を強く感じた。
この経験を通じて、自分自身の価値観や「支援」の在り方に対する考えが大きく変化した。今後は、この学びを一過性の体験で終わらせるのではなく、自分にできる形で継続的に社会や他者と関わっていきたいと考えている。
印象に残っていることはありますか?
実際に印象に残っているのは、バイクタクシーの人やカフェの店員など、日本語を話せる人が多くいたことだ。HAWAでも日本語学校があるが、街中を歩いていても、日本への留学や出稼ぎを仲介する会社をよく目にした。多くの人が「日本ドリーム」を目標に一生懸命努力している姿を見ると、日本人がアメリカへ移住して働く現実と重なる部分があり、印象的だった。
最近では、日本も胸を張って先進国と言える状況ではなくなり、外国人労働者の過重労働などのニュースも目にすることがある。その中で、人々が必死に生計を立てようとする姿を目にし、日本人としての申し訳なさと同時に、彼らの強い精神力の印象がとても残った。
また、アフタースクールには英語や中国語を話せる子どももおり、同じ年代でも家族を支えるために多くの努力や教育が行われていることを実感した。さらに、子どもたちだけでなく、多くの人々の目がキラキラと輝き、夢に溢れている姿は強く心に残った。比較的恵まれた環境にある日本の人々の目は、なぜ同じように輝かないのかと考えさせられることも多かった。
活動に参加してみませんか?
海外ボランティアのHĀWĀの法人活動理念

HĀWĀは、ネパールのスラムでアフタースクールを運営しています。
スラムで授業をしたり、孤児院でダンスをしたり、様々な活動をしています。
ボランティアに参加するメンバーの動機は千差万別で、「友達をつくりにきた」「不甲斐ない自分を変えにきた」「世界を広げにきた」「子どもに会いにきた」などです。
しかし、その活動はいつだって、「誰かのために」。授業を考えるのも、遊びを考えるのも、屋根の穴を直すのも全部、自分以外の人のためになることです。
コスパ、タイパが叫ばれて、皆が自分のことばかり考える時代です。そんな今だからこそ、
人のためにやってみよう、自分のために生きたいから。